新刊・近刊 案内

郡司ペギオ幸夫『いきものとなまものの哲学』
青土社, 2014


201401刊/四六判/288頁
C0090 定価2520 円(本体2400 円)
ISBN978-4-7917-6759-5


ジル・ドゥルーズの哲学を実在論的に用いていこうという
「思弁的実在論」が耳目を集めている。
生命を形式的に展開していこうとすれば、どういった
モデルが可能なのだろう?
ドゥルーズ哲学をポスト・ポストモダンの哲学へと更新する
圧倒的生命論!


カバー絵は広報係 中村恭子(日本画家)の作品
《蛸工図(たこうず)116.7×91 cm, 紙本彩色, 2011年

司ペギオ幸夫『群れは意識をもつ』
PHPサイエンス・ワールド新書, 2013


単行本(ソフトカバー): 294頁
出版社: PHP研究所 (2013/7/20)
定価:1188 円(本体1100 円)
ISBN-10: 4569809502

数万羽が列をなして大空を一方向へ飛ぶ鳥、大海を泳ぐ
イワシの大群、餌に向かうアリの列…
動物の群れがなぜこのように統率のとれた行動をとれるのか?
動物の群れをめぐるさまざまな謎は、多くの科学者や
人工知能研究者たちを魅了してきた。
そうした知見をくわしく紹介するとともに、沖縄・西表島を
フィールドにしたカニの集団渡河行動をめぐる著者たちの
研究成果を取り上げることで、個と集団の微妙な関係性に
新たな光を当てる。

郡司ペギオ幸夫『生命壱号』
青土社, 2010

01007刊/四六判/380頁
C0010 定価2520 円(本体2400 円)
ISBN978-4-7917-6514-0

対立し相反するように見えることを個物のなかで調停し、
壊れずに動き続ける画期的生命モデルの全貌。
生命を理解する、とはどういうことか?


カバー絵は広報係 中村恭子(日本画家)の作品
《虎の衣を借る狐, 紙本彩色, 2003年